駿河台



駿河台(するがだい)は、東京都千代田区台地。元々は北の本郷 (文京区)|本郷辺りから伸びる台地の南端に当たる部分だが、江戸幕府|江戸開府後に神田川 (東京都)|神田川を開削したことにより分離され、孤立した高台となった。削って下町を埋めたために、今は台地ではないところもある。秋葉原の南西、千代田区神田駿河台一丁目と二丁目に位置する隣接する神田小川町三丁目から三省堂書店神田本店にかけての界隈は、駿河台の高台から下ってきた所に当たるため、「駿河台下」という言い方をする。

特徴

「神田四学」という私立の法律学校4校(明治・日本・中央・専修)が明治時代に創立され、以来、日本大学理工学部歯学部)や明治大学本部を初めとする私立大学駿台予備学校などの予備校専門学校が多く集まっているほか、神田川の対岸は東京医科歯科大学順天堂大学、近隣には専修大学東京電機大学等が存在し、都内有数の学生街となっている。かつては中央大学も駿河台に本部を置き、明治|明治時代には法政大学の校舎もあった。「早稲田の政治、三田 (東京都港区)|三田の理財慶應義塾大学の所在地である。、駿河台の法科明治大学、日本大学はともに法律学校から始まっている。またかつて本拠を置いていた中央大学も、法学|法律学に強みを持つ大学である。白山 (文京区)|白山哲学白山に本部を置く東洋大学は「私立哲学館」だった。」という言葉も存在する。 明治時代初期には清|清朝留学生が多く住み、「東京の中華街」と呼ばれた。 キリスト教正教会の一員たる日本ハリストス正教会の本拠ニコライ堂(東京復活大聖堂)が当地にある。 駿河台日本大学病院、杏雲堂病院など、病院が多く存在するほか、学生向けから発展したスポーツ用品店、楽器店なども多い。隣接する神田神保町は日本最大級の古書店街である。 1960年代後半の全学共闘会議|全共闘運動では、多くの大学が存在したことから、「神田 (千代田区)|神田カルチエ・ラタン|カルチェラタン」「日本のカルチエ・ラタン」とよばれ、警察との対決の主戦場となり、一時は「神田解放区」を現出させた。

主な施設など

(ニコライ堂)日本正教会府主教教会
明治大学駿河台校舎(本部)
日本大学歯学部・理工学部
中央大学記念館
駿河台大学法科大学院
ニコライ堂(東京復活大聖堂)
日本大学カザルスホール|カザルスホール
山の上ホテル
東京キリスト教女子青年会|YWCA会館・東京YWCA専門学校
アテネ・フランセ
日本出版販売本社
三井住友海上駿河台ビル(旧三井海上本社)
聖橋
総評会館(日本労働組合総連合会本部)
日立製作所旧本社ビル

地名の由来

江戸時代初期に、駿府(駿河府中、現・静岡市葵区付近)から江戸東京都特別区|区部)に移住した徳川家康の家臣が居を構えたことに由来する。

最寄り駅


御茶ノ水駅 - 東日本旅客鉄道(JR東日本)中央線快速|中央線(快速)中央・総武緩行線|中央・総武線(各駅停車)東京地下鉄(東京メトロ)東京地下鉄丸ノ内線|丸ノ内線
新御茶ノ水駅 - 東京メトロ東京地下鉄千代田線|千代田線
神田駅 (東京都)|神田駅 - JR東日本山手線京浜東北線・中央線(快速)、東京メトロ東京地下鉄銀座線|銀座線
神保町駅 - 都営地下鉄都営地下鉄三田線|三田線都営地下鉄新宿線|新宿線、東京メトロ東京地下鉄半蔵門線|半蔵門線

各地の駿河台

東京都の「駿河台」の由来になった駿河国は現在の静岡県の中部にあたり、静岡市駿河区登呂遺跡付近に、「駿河台」という住宅地|住宅街がある。 静岡市以外にも、富士市藤枝市の郊外に、同じく「駿河台」という住宅街がある。 千葉県船橋市にも同様の地名がある。

脚注


関連項目


駿河国
神田 (千代田区)
神田駿河台
駿台 Category:東京23区の地域 Category:千代田区