コミック 本 俺の空

コミック 本 俺の空
「俺の空」は本宮ひろ志氏のヒット作です。
プレイボーイで連載していたのもあり、エロシーンを前面に押し出した作品でもありました。
内容的には、簡単に言うと「男性向けファンタジー」とでも言いましょうか。
70年代という時代背景もあって、マジでやってるけどどこかおバカに見えてしまうところがニクめない今でも充分に通用する名作だと思います。

内容は、頭脳明晰、容姿端麗で実家が大富豪である主人公一平。
この一平が自分に相応しい伴侶を求めて旅に出るわけですが、そこで色々なに恋をし、そして事件が起きると、こんな感じです。
「俺の空」は週刊プレイボーイの看板マンガになるまでの人気を博し、最終的には売り上げ部数にかなりの貢献をします(掲載時170万部)。
現在のプレイボーイの発行部数が50万部と聞くと…いかに貢献していたかがわかりますよね。

プレイボーイというイメージからか、当時の本宮ファンはかなり戸惑ったと聞きます。
しかし蓋を開けてみると本宮マンガの代名詞にもなり、最大のヒットとなりました。
権力をふるわせている政治化やお金持ち、最後はそれ以上の権力で懲らしめるというまさに本宮節炸裂の痛快マンガとも捉えることができます。

もう一つの本宮マンガの特徴である、豪快で描かれている男性像。
これも健在であり、日本男児とはこうあるべきだ!!という真髄をついてるところもあります。
また、本宮マンガの代名詞とも言える真逆の存在のライバル。
主人公の一平が日本男児であれば、ティアドロップのサングラス、そしてハーレーを乗り回す武尊はミスターアメリカというところでしょう。

舞台がアメリカに移行しても、一平はより日本男児らしく、アメリカ女性を惚れさせます。
この爽快感は男性であれば誰でもある持っている感情ではないのかなと、そんなことを思ってしまいます。