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くらべない幸せ ‾「誰か」に振り回されない生き方‾



くらべない幸せ ‾「誰か」に振り回されない生き方‾

くらべない幸せ ‾「誰か」に振り回されない生き方‾
香山 リカ
大和書房
おすすめ度の平均: 3.0

4 タイトルに惹かれて借りてみました。今回のこの本も、著者の診ているクリニックでの事例をあげながら、主に女性たちの悩み事について分析されています。時々おりまぜられている、著者自身の経験や、経歴の話が興味深いし、また、それぞれの章の終わりに紹介されている文献が面白そうです。今回もその中の一冊で、とても読んでみたいと思える本がありました。本書の中で取り上げられている例題や、流行の言葉などに、時々ついて行けず、「知らなかった」ことが多く、ためになります。時代が進んでいることを実感しています。

2 精神科医の香山リカ氏の著である。香山氏は経済評論家の勝間和代氏が登場してからというものの、反「勝間」の象徴的な存在である。 男性と女性では、恐らくこの本に対する感想が全く異なるものになるのであろう。私自身、この本を読んで、さっぱり意味がわからないどころか、香山氏の自分の理屈を通そうと強引すぎるだろうってところも散見される。 例えば、 『「女の幸せは仕事なんかじゃなくて、やっぱり結婚して子どもを持つことよね」と本気で言う人も少なくない。 かつてノーベル賞を受賞した小柴昌俊博士でさえ、週刊誌の対談で阿川佐和子さんに、女性が一番幸せなのは、自分の子どもを抱いたとき。だからあんたもお母さんになりなさい」とすすめていた。 自らの身体から産まれた子ども、というのはたしかに大きいのかもしれないが、自分の子どもを抱いてうれしい、と感じるのは男も女も変わらないのではないのだろうか。 (中略) やはりある種の価値観の押し付けなのではないだろうか。』 この小柴昌俊博士の言葉を価値観の押し付けというのは相当強引だし、著者自体が病んでいるようにも思える。 小柴昌俊博士の言葉は何かの統計の結果だとかそういうのではなく、「女性にとって子どもを産むことは一番の幸せだよ」という小柴博士の素直な気持ちではなかろうか。 人と比べすぎて精神科に通うような人であれば、本書は読むべきだと思うが、ごく普通に生活している女性やカツマーを目指して頑張っている人はあえて本書は読む必要はないと思うし、読んでてイライラしてくると思う。 というのがごく普通の男性の意見である。

3  香山リカ氏の本はタイトルに惹かれてつい買ってしまいます。  それらの本には、極端な行動に走ったり、不健康な心理状態に陥ったりする女性たちの事例が書かれています。それを「複雑な女心」と評する向きもありますが、マスコミ情報に翻弄されて自滅しているという点においては、マンガのように単純です。  でも、世の女性たちはこんなに「頭悪そう」な人たちばかりなのでしょうか。女性の私としては、重苦しい気持ちになります。また、女性はみんなこんなものなのだと男性に対して宣伝してしまうことは、不名誉なことでもあります。私の知人女性にはいろいろな境遇の人がいますが、この本にある事例ほどには病んでいません。  香山氏は仕事上、病んでしまった人を多く相手にしているので、不健康な事例の割合が多くなるのは分かります。しかし、女性全体に一般化してしまうのには慎重になった方がいいと思います。  また、「女性の人生の選択肢が増えたから失敗の言い訳ができなくなった。男女差別のため選択肢がなかった時代の方が言い訳の余地があった」との記述は、政界や産業界に対して男女差別の格好の口実を与えてしまうので、なかなか怖いものがありました。  自由が増えると責任が増えるのは男性も女性も同じです。責任が増えたことを嘆くのではなく、適応方法や気分転換の方法を考える方が建設的ではないかと思いました。

2 男女を問わず、他人と比べたりせずに幸せになりましょうよ、という本かと期待して読みました。 期待は裏切られました。 対象を女性に限定しています。 女性はどうしても他人と比べてしまい、幸せになれない、といくつもの症例をあげ、分析しています。 男には、理解不能です。 たとえば。 昔は女だからという理由で進学でも仕事でも差別された、それはそれでストレスだった。今は女だからということで差別されることは少なくなった、しかしそれはそれでストレスである。 私には理解できません。 それでも、これは症例の話で、著者の責任ではないかもしれません。 やがて、著者の分析が述べられます。 他人と比べてしまうのは女性特有のもの。男性は他人と比べなくて、とってもお気軽な性格。どうしてこうも女性だけが・・・ 私にはこんな考えは理解でしません。 年間3万人以上が自殺していて、その半分以上が確か男性です。そんな事実を著者は知らないのでしょうか。 精神科医としてよりも、女生としての偏見が書かれているような気がしてしようがありませんでした。 それでも、世の悩める女性に救いとなれば、これはこれで意味がある本なのでしょう。 男性にはお勧めしません。

5 非常にリアルな女性像を紹介しており、 「くらべない」ためにはどうすればいいのか、 という幸せの方法を教えてもらった気がした。 特に最後の3つのメッセージは心に響いた。 金銭と幸福は比例しないとわかっていても、 ついつい「お金」に目が向かい、 本当に大切なものが見えてない時がある。 今後もこのメッセージはたびたび私の人生に登場し、 思いを新たにしてくれるだろう。